高齢者に多い股関節の痛み
■股関節の痛みの原因
年齢と共に歩くときに股の関節が痛んで歩きにくくなってくることがあります。
65歳以上の5人に1人が股関節を患っていると言われるほどです。
この原因の多くは股の関節が炎症を起こしていることによります。
股の関節の仕組みは、太ももの骨である大腿骨の骨頭という丸い先端の部分が、寛骨臼というくぼみにはまり込むような形で自由に動かせるようになっています。
軟骨が骨の表面を覆っているので、滑らかに動かしたり、衝撃を和らげたりすることができるわけですが、軟骨は加齢によってだんだんとすり減っていきます。
これが痛みの直接的な原因となっており、このような症状を変形性股関節症と言います。
■股関節痛を引き起こす病気やケガ
加齢により軟骨がすり減ってしまうことによって股関節痛を発症する変形性股関節症のほかにも、大腿骨頭壊死症や大腿骨頚部骨折が原因となることもあります。
大腿骨頭壊死症というのは、大腿骨の骨頭部分の血流が悪くなることで骨の細胞が壊死してしまう病気です。
原因が不明なことが多いのですが、ステロイドを大量に服用していたり、アルコールの飲酒量が多い人の発生率が高かったりする傾向があります。
大腿骨頚部骨折は骨粗鬆症によって骨がもろくなっている高齢者が転倒することによって起こりやすく、特に女性に多いケガです。
■股関節の治療と改善法
歩くときに股に違和感があったり、痛みを感じたりするようになってきたら、筋肉を強化することによって関節にかかる荷重を軽減させてあげるのが効果的です。
ただ無理をすると逆に悪化しかねないので、ゆっくり軽めの筋肉強化を心がけると良いでしょう。
痛みが激しいときは痛み止めなどによる薬物療法や温熱療法のほか、人工股関節置換術などが行われることもあります。
かとう整骨院は、身体全体を整え股関節の痛みに効果的な整体をする整骨院です。
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