脳梗塞後のリハビリ3段階

脳梗塞後のリハビリ3段階

■3段階のリハビリ

脳梗塞後のリハビリは大きく3つの段階に分けることができます。
まず発症から2週間程度までの急性期、2つ目に3~6か月程度までの回復期、そして最後にその後の生活期(維持)です。
かつては脳梗塞発症後は安静にしていなければならないと言われていました。
そうしないと症状が悪化してしまうと考えられていたからです。
しかし最近は発症直後からリハビリをしても問題はなく、むしろそれが奨励されるようになってきています。
できるかぎり早くからリハビリを開始することによって、症状を軽くすることができるほか、合併症や死亡のリスクを下げることができると考えられるようになってきています。

■急性期のリハビリのポイント

急性期のリハビリは発症から48時間以内に開始すると、身体機能の低下を軽減させることができると考えられています。
寝たきりの時間が長くなるほど、筋肉が萎縮したり、関節が固まってしまったり、認識力の低下も見られるようになります。
これを防ぐために、ストレッチをしたり、座る立つなどの離床訓練を行ったりしてリハビリを開始します。
また同時に食事や着替え、トイレなどの日常生活ができるような訓練も行っていきます。

■回復期のリハビリ

回復期のリハビリでは、さらに生活機能を高めることを目的としたリハビリが行われ、復職に向けての訓練なども行われていきます。
手足が突っ張るような場合はボツリヌス療法を試してみたり、磁気・電気刺激療法を用いて神経を刺激したり、最近はロボットを使ったリハビリを登場しています。

■生活期のリハビリ

生活期のリハビリは自宅で行われるため、手すりを付けたり踏み台やスロープなどで段差を無くしたりなどのバリアフリーが必要な場合があります。
そして杖を使いながら積極的に外に出るように心がけることが大切です。

かとう整骨院は、身体全体を整え脳梗塞後のリハビリに効果的な整体をする整骨院です。

その他分からないことは、お気軽にご相談ください。

 

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