腕が上がらないほど痛む五十肩とは

腕が上がらないほど痛む五十肩とは

■五十肩の代表的な症状

一般的な肩こりは腕を上げることができるため、腕をぐるぐる回すことで凝りをほぐす動作は、誰もが無意識にやっているのではないでしょうか。
ところが五十肩の場合は、腕を上げると強い痛みが走るのが特徴的な症状となっているため、かなり無理をしないと動かせません。
これが急性期の特徴的な症状で、慢性期に移行すると腕が動かしにくくなる一方、肩の痛みは軽減します。
回復期になると肩の痛みも軽くなり、腕も動かせるようになることから、経過に伴って症状が変わっていくのが五十肩の特徴です。

■五十肩になりやすい人は

五十肩は肩の老化が原因ですので、加齢とともに中高年に起こりやすくなります。
普段から肩を使う運動をしていて、柔軟な筋肉になっている人は五十肩を経験せずに通り過ぎてしまうこともありますが、運動不足や若いころから肩こりに悩まされている人は、五十肩によってよりつらい症状になることでしょう。
また、糖尿病の人は五十肩になりやすいという研究結果が出ています。

■五十肩と診断されたときの対処法

五十肩と診断されたときの対処法は、痛みの強い急性期には湿布薬や消炎鎮痛剤を用いて安静にします。
痛みが緩和されてきたら温熱療法や運動療法を行い、筋肉に柔軟性を取り戻させるのが一般的な治療の流れです。
慢性期にはヒアルロン酸やステロイドを注射する方法がとられ、回復期に移行した時点で、肩を適度に動かす運動を継続して続けるうちに、およそ1~2年で症状が治まってきます。
これが一般的な肩こりと五十肩で大いに異なる点ですので、自己判断で運動をしたりといったことはくれぐれも避けて適切な治療を受けることが、つらい五十肩を乗り切るための対処法と言えるでしょう。

かとう整骨院は、四十肩・五十肩を整える施術に強い整骨院です。

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