手首と指を使う頻度が多い人はご用心

■手に違和感を覚えたら腱鞘炎かも?

親指にある腱は腱鞘と呼ばれるものに包まれていて、広げたり伸ばしたりする役割をしています。
腱鞘炎は親指を使いすぎることで、この間に炎症を起こしてしまい、親指を曲げ伸ばしすると手首に痛みが走ります。
また手の甲に痛みや腫れが出ることもあり、親指だけでなくほかの指でも同じような動作を行っていると、手のひら側の親指や人差し指、中指の付け根が痛んでくることもあります。
指や手首を使うことが多い人は気をつけたい
腱鞘炎は指の使いすぎが原因になりますので、ピアニストや指をよく使う楽器を演奏する人によく見られます。
最近ではパソコンで長時間タイピングをしたり、スマホで何度もやり取りを続けたりする人にも腱鞘炎は多くなっています。
またグリップやボールを使うスポーツをしている人や、重いフライパンを持って調理する料理人の人にも多いのが特徴です。
ほかにも腱鞘炎は女性ホルモンと関係しているため、妊娠中の女性や更年期に入っている女性にも起こることが分かっています。

■対処方法には色々な種類があります

痛みが2週間以上続いていたり、広い範囲に痛みがあったりするときは整形外科を受診しましょう。
腱鞘炎は使いすぎを保護して安静にすることが一番ですので、湿布を貼ったりギプスで固定したりするなどの処置がされます。
痛みや腫れが強いときはステロイド注射も行いながら、症状の改善を図ることができます。
症状がそれほど強くない場合は、市販薬を利用するのもおすすめです。
腱鞘炎は炎症を起こしている部分に、皮膚から直接薬効成分を浸透させた方がいいので外用鎮痛消炎薬を選びましょう。
湿布をはじめとして塗るタイプのものやテープ剤もありますので、自分に合ったものを探してみてください。

かとう整骨院は、身体全体を整え腱鞘炎に効果的な整体をする整骨院です。

その他分からないことは、お気軽にご相談ください。

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